小惑星と瞳

画家日誌

procreateのお絵描き講座でやっていること

 

わたしはいま、お絵描き講座の先生というのも事業の一貫としてやっているのですが、どうしたら絵を書く時に全体像のバランスが取れるのか、あまり絵を描いてこなかった人にどうやって伝えられるのか考えていたところ…模写の手法をひとつやってみるのもありかな?と思って9月中に導入してみました。

 

グリッド線を用いた模写の方法

 

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1.写真を用意

 

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2.写真に枠線をひく(正方形のグリッド状のもの)、お絵描きキャンバスで枠線をひいたものを用意する

 

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3.写真を照らし合わせながら、パーツの位置を枠線を見ながら描いていく

ここがちょっと難しくて、グリッドの線に対して三分の一の位置にあるのか、二分の一(半分)の位置にあるのか、しっかり確認しながら描いていきます。

 

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 位置を最初に印をつけて、だんだん線と線で繋いでいくイメージです。

 

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 絵をしっかり描くためには、やっぱりデッサンを何回もしたり、骨格や筋肉を理解するために標本や書籍を見て描く必要があります。ただ、いきなりデッサンやろう!となると抵抗ある人が多いように思えます。「観察眼」を鍛えるためには、デッサン以外にもパーツとパーツを比較しながらどの位置にあるのか見極めて描いていく作業も大事なのかなーと思い…このような模写の技法で絵を描くこともやってみたりしています。

 

別の回の、グリッド線で描いたタイムラプス。映画「ハリーポッター 」でマクゴナガル先生役もされていた、若き日のマギー・スミスさんです。生徒さんのリクエストにて(*^^*)

 

 

グリッド模写ではないのですが、厚塗り?のような、最初に半透明の色を置いたあとでしっかり輪郭を描いていったり。初めてprocreate使う人にも頑張って描いてもらってます!

 

絵を描くときは、最近はiPadで描くことが多いのですが、お絵描きアプリのprocreateを使用していると、タイムラプスが生成できるのも楽しみの一つ。動画のタイムラプスも、速さ変更くらいだったらiPad内でできてしまうので、最近はPCを開くのもphotoshopを使う時くらいになってるなぁ…👼

 

講座で解説しているお絵描きに関する知識やprocreateのことは、このブログでも雑書き程度にまとめていこうと思っています。